甘く、苦く
第24章 大宮【欠点は二人で補おう。】
二宮side
寒くなってきたし、
そろそろ帰るか…
腕時計を見ると、時刻は
もう零時前で。
大野さんは、寝てるよな…
そんなこと思いながら、
冷たいドアノブを回した。
でも、扉が開かなくて。
古いアパートだなって、
今更ながら思った。
「ただいま…」
リビングって言っても、
広くないリビングを見渡す。
そしたら、さっきまで
ひっちらかしてあった服やら
鉛筆やらがなくなっていた。
まさか…片付けた…?
風呂場では、洗濯機が
切れる音が聞こえた。
洗濯までしたのか…?
風呂場に向かうと、電気がついていた。
「…ったく、まあ、
こんなにしてくれたから、
これくらいは許すか…」
ため息をつきながらも、
電気を消す。
大野さんは、どこに
いったのかな…
もう、寝てるかな…
そろーっと歩いて寝室のドア開ける。
誰も、いない…
は………?
大野さんは………?
「はぁぁぁぁぁぁぁ?!」
待って待って待って待って!
どこいったんだよ!
「あーもー、訳わかんねぇよ…」
「訳わかんなくて、
すいませんね。」
後ろで声がした。
振り返ると、そこには
大野さんがいた。
寒くなってきたし、
そろそろ帰るか…
腕時計を見ると、時刻は
もう零時前で。
大野さんは、寝てるよな…
そんなこと思いながら、
冷たいドアノブを回した。
でも、扉が開かなくて。
古いアパートだなって、
今更ながら思った。
「ただいま…」
リビングって言っても、
広くないリビングを見渡す。
そしたら、さっきまで
ひっちらかしてあった服やら
鉛筆やらがなくなっていた。
まさか…片付けた…?
風呂場では、洗濯機が
切れる音が聞こえた。
洗濯までしたのか…?
風呂場に向かうと、電気がついていた。
「…ったく、まあ、
こんなにしてくれたから、
これくらいは許すか…」
ため息をつきながらも、
電気を消す。
大野さんは、どこに
いったのかな…
もう、寝てるかな…
そろーっと歩いて寝室のドア開ける。
誰も、いない…
は………?
大野さんは………?
「はぁぁぁぁぁぁぁ?!」
待って待って待って待って!
どこいったんだよ!
「あーもー、訳わかんねぇよ…」
「訳わかんなくて、
すいませんね。」
後ろで声がした。
振り返ると、そこには
大野さんがいた。