甘く、苦く
第27章 相葉ちゃん happybirthday♪
相葉side
「いった!」
「ちょ、雅紀、大丈夫?!」
玉葱を切ってたら、
指も一緒に切っちゃった。
「いてて…へ?!
ちょ、翔ちゃん!」
翔ちゃんが俺の指を咥えた。
え?へ?!
「だ、だめだよ!離してよ!
翔ちゃん、血嫌いでしょ?!」
何を言っても、離してくれない翔ちゃん。
咥えられてるところが、
熱くて、溶けてしまいそう…
「…これでいいんじゃね?
ごめんな。でも、殺菌したよ?笑」
「じゃあ…翔ちゃんの口、
殺菌してあげる…」
俺は、指から血が流れてるけど
翔ちゃんの口に舌をいれた。
翔ちゃんが持っていた包丁が、
かたん、と、音を鳴らして落ちた。
もう、そんなの関係ない。
包丁なんて、落としとけばいい。
「雅紀っ、やめろ…」
翔ちゃんが、俺の肩を
掴んで、引き離した。
「ご、めんなさい…
包丁、拾うね…」
さっきまで自分がしていたことが、
とても恥ずかしい。
翔ちゃんの顔が、見れなかった。
「いった!」
「ちょ、雅紀、大丈夫?!」
玉葱を切ってたら、
指も一緒に切っちゃった。
「いてて…へ?!
ちょ、翔ちゃん!」
翔ちゃんが俺の指を咥えた。
え?へ?!
「だ、だめだよ!離してよ!
翔ちゃん、血嫌いでしょ?!」
何を言っても、離してくれない翔ちゃん。
咥えられてるところが、
熱くて、溶けてしまいそう…
「…これでいいんじゃね?
ごめんな。でも、殺菌したよ?笑」
「じゃあ…翔ちゃんの口、
殺菌してあげる…」
俺は、指から血が流れてるけど
翔ちゃんの口に舌をいれた。
翔ちゃんが持っていた包丁が、
かたん、と、音を鳴らして落ちた。
もう、そんなの関係ない。
包丁なんて、落としとけばいい。
「雅紀っ、やめろ…」
翔ちゃんが、俺の肩を
掴んで、引き離した。
「ご、めんなさい…
包丁、拾うね…」
さっきまで自分がしていたことが、
とても恥ずかしい。
翔ちゃんの顔が、見れなかった。