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相葉side



「俺はばかじゃない…」
「うるさ、い…あっ…」


ニノの服を捲し上げて、
胸に舌を這わせた。


そしたら、ニノの甘い声は
大きくなった。



「あいっ、ばかぁ…
やめろっつの…はぁっ…あぁっ…」
「やめないもん。
今日は…誕生日なんだよ？」



分かってるって顔、してるけど、
まだ、分かってないでしょ？


俺はニノを安心させるために
額にちゅっとキスをした。



「あっ…んっ…はぁ……っ…」


ニノは俺の手に指を絡ませた。

ほら…いつもみたいに、素直になって？

俺だけにしか見せない、ニノになってよ？



「ニノ、素直になって？」
「やだっ…言われて、するもんじゃないし！




でも……好きだよ…」




ニノは顔を伏せながら、
小さく、でもはっきりと、言った。



「ちょ、ニノ、かわいい…」
「ふぁっ…、んぅ……」


俺の服の裾を、きゅーっと握り、
声がでないように口を押さえてるニノ。


ほんと、行動が女子なんだから…


「ニノの声、聞かせて？」
「あっ……」


ニノの腕を優しくどかして、
キスをする。


ニノ、準備はできた？