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甘く、苦く

第27章 相葉ちゃん happybirthday♪

二宮side



「相葉さんっ、誕生日、おめでとうございます!」
「へ?あ、そっか。
俺の誕生日じゃん。」


俺は相葉さんに紙袋を
押し付けた。


相葉さんは紙袋を開けたら、
すっごく喜んでくれた。


「わー、すごっ!
アルバム?作ってくれたの?」
「ん、うん。」


相葉さんとの思い出が、たくさんありすぎて、
分かんなくならないように、
アルバムでまとめたんだよ。


「あ、このニノかわいい。」
「っ、相葉さんは、かっこいい…」


ぽそっと呟いたつもりだった。

けど、相葉さんに聞こえてたみたいで、
照れたように顔を隠しながら、
ありがと…って、小さく言った。



「相葉さん…」
「ニノ…」



俺たちの影がゆっくり重なった。

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