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甘く、苦く

第27章 相葉ちゃん happybirthday♪

相葉side



「潤っ、帰ろっ!」
「あ、もう用意できたの?
待っててねー。」


潤は楽屋にはいって、
荷物を持ってくると、
俺と手を繋いだ。


「我が家へ帰ろ?」
「うんっ」


潤がにこにこ笑ってる。
それだけで、嬉しいんだ。


途中で、ニノと一緒になった。


「じゃ、誕生日おめでとうございますね。
相葉さん。また、33歳からも頑張ってくださいね。」
「ニノっ、ありがとー!」


思わず、ニノを抱き締めていた。


ニノはちょっと青ざめた顔だったけど、
俺は特に、気にしなかった。



「雅紀…」
「ん?なーに?」


助手席のシートベルトを
カチャっとしめる。


「あーゆーこと、
俺以外にしないでよ…」
「あーゆーこと?
どーゆーこと?」


言葉にしなきゃ、わかんないよ?

暗かったけど、潤が怒っていることだけは
声でわかった。

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