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甘く、苦く

第27章 相葉ちゃん happybirthday♪

相葉side


「リーダっ♪」
「ぅわっ!
disco star!」


着替えているリーダーに
思いっきり抱き付いた。


そしたら、最初はちょっと
動揺してたけど、いつもみたいに、
ふにゃっと笑って、キスしてくれた。



「ふふっ、ありがと♪」
「ふふっ、どういたしまして♪」
「「ふふふっ」」


二人で笑ってるこの時間が、
すっごく、幸せなんだ。


今、コンサートってこともあって、
いろいろ大変だけど、リーダーの
この笑顔を見ると、疲れなんて、吹き飛ぶ。



「…ふぅ、雅紀、今日、誕生日だったよね?
誕生日、おめでとう。」
「あ、覚えててくれたんだ。
ありがとう!」


今日は俺の誕生日。
リーダーは優しく笑って、
俺の頭を撫でてくれた。


「…大切な人の生まれた日なんだから、
忘れる訳、ないでしょ?」


ちょっと恥ずかしそうに
咳払いをしてるのが、かわいらしい。


リーダー、覚えててくれて
ありがとう。
俺、嬉しいよ。

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