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甘く、苦く

第28章 翔潤【Merry Christmas】

櫻井side


「……恥ずかしかった…」
「はは、俺も。」


潤はほんと?って、疑ってるけど、
ほんとだよ?


だって、潤がいつもより色っぽくて、
なんか、かわいくて。


恥ずかしいのは当たり前じゃない?


「ね、翔さん、洗って?」
「おう!じゃ、洗うな?」


潤の背中にキスを落としていく。


潤はくすぐったいよって、
ケラケラ笑ってる。


「潤の肌、綺麗…」
「ふふ、ほんと?」


恥ずかしそうに顔を手で隠す潤。


仕草、めっちゃかわいい。


なんかさ、潤って、小悪魔だよな。



「翔さん、同じとこ、何回洗ってるの?
汚れ、落ちてると思うよ?」
「あ、ごめん…」


潤に言われて、ちょっと、恥ずかしくなった。


はは、欲情してる俺、だっせぇ…


「よしっ、洗えた!流すぞ?」
「はーい!ありがと。」


潤は振り返って、俺にキスをした。


…っのやろー…


誘ってんの?

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