テキストサイズ

甘く、苦く

第30章 翔潤【君の全てが好き】

松本side


翔さんは優しいから、
つい甘えてしまう。


「潤、好きだ」
「俺もー」


翔さんの隣に座って
手を握る。


「なに?甘えん坊潤?」
「へへ、そーだよー?」


俺が翔さんに体を預けたら、
優しく抱き締めてくれた。


あったかい……

翔さんから伝わる体温が
とっても心地いい。


なんか、幸せな気分。


「潤」
「なに?」
「好き」
「俺も」



二人でふふふっと笑い合う。


この空間が大好き…


翔さんとずっと一緒にいたいなって
思う瞬間。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ