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甘く、苦く

第31章 翔潤【like or love ?】

松本side



翔に会いたい…


ぎゅって抱き締めてもらいたい…


うぅぅぅ…帰ってきてよぉ…



「潤っ、ただいまー!!!」
「へ?しょー?」


俺の前にいたのは櫻井翔だった。


…あ、そっか。


今日仕事が早く終わる日か。


「潤ーー!」
「わあっ…翔ったら…」



俺も翔に抱き付いた。


そしたら、翔が体温計を持ってきた。


「熱計ろっか?」
「ないよ…?」
「だーめ、一応計るの。」
「はぁい…」


熱なんてないと思うんだけどな…


てか、翔が持ってるそのスーパーの袋はなに?



ー ピピピ ピピピ ー


「36.7度か…ちょっと高め?」
「うん…けど、熱ないから、
大丈夫だよ!」


布団から起き上がって翔に
キスをする。


翔の顔は真っ赤。


甘えても、いいかな…?

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