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櫻井side



「しょーーちゃーーーん！」



ほら来た。


雅紀が俺を探しに来た。



「まーさきっ」

「翔ちゃん！よかったあ…
ほら、撮影いこ？」


雅紀が俺の手を引く。

……こいつ、喧嘩してんのにすげぇな。



「雅紀……ごめんな」

「へ？いや、あれは俺が悪かったの。
勝手に怒っちゃってさ…
若干、にのに嫉妬してたの」


雅紀がへへへって笑う。


……俺がいけないのに…


あーもう、こいつのことまじで好きだわ。



「これからはあーゆーこと
ないようにするね…雅紀……」

「ふふ、お願いね？
あ、これ仲直りのちゅーね❤」




雅紀が俺にキスをした。


……いつもされる側のくせに。



「今日の夜は、一緒に過ごそーね？」

「うん……その前に撮影いこっか？」



俺は雅紀の手を引いて
スタジオに入った。