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櫻井side


身を捩らせて快感を逃そうとしている
雅紀は誰よりも淫らで淫乱で。


……えっろ…


玄関で、ということもあって
雅紀の腰が少し心配だが、
雅紀が喜んでるからいいよな。



「しょおちゃっ…やっ…」

「雅紀、お仕置き、気持ちいでしょ？
これ、好きだもんね？」



息を吹き掛けながら囁いたら、
雅紀がびくんって動いた。


…理性なんてさ、崩してしまえばいいのに。


「あっ、ぃぃ…っ」



小さい声だったけど、 俺は
ソレを逃さなかった。


…雅紀はやっぱり乳首が好き。


雅紀の乳首をぐりぐりと潰すように
触ったら、甘い声が大きくなった。


……雅紀の性帯感、ここだね。



「んあっ……っしょ、ちゃ……」

「なーに？」

「もっ……と、」


……雅紀が「もっと」って言った？



「雅紀、お仕置きされてんのに
感じてんだ。やっぱり淫乱だなぁ」

「ひゃあっ…」



雅紀の主張してるソレを
指先でなぞる。



そしたら、甘い声は
外に聞こえるんじゃないかって
言うくらい、響いた。