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甘く、苦く

第36章 天然【anniversary】

相葉side



「雅紀~先にお風呂入っちゃって~」

「あ、わかったー」


おーちゃんから貰った
ぬいぐるみを寝室に置いて
お風呂場に向かう。


……あ、着替え忘れた。

…ま、いっか。

タオル巻いてけばいーよね。



「ふう……。」


あったかい…


やっぱり、暖冬っていっても
冷えるからお風呂は幸せ。


俺の体を癒してくれる、
一日の疲れを吹き飛ばしてくれる、
そんな感じかな。


「雅紀~、入っていい?」

「へ?え、ちょ、ちょっとまー「ごめん、もう入ってる」


……俺の目の前には
すっぽんぽんのおーちゃん。


俺は慌ててお風呂に入った。



「なーに隠してんの?
今日の朝だってヤったー「言わないで!恥ずかしいから!」



俺が耳を塞いだらおーちゃんは
クスクス笑った。


……だって、恥ずかしいものは恥ずかしいもん…

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