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甘く、苦く

第37章 にのあい【魔法が解けてしまう前に】

相葉side



「まーくん、なに食べたい?」


エプロン姿の和が、
俺に向かって優しく微笑む。


…和の手料理なら、そうだな…



「ハンバーグ、かな?」

「ハンバーグねー、
材料あるかなぁ?」



……かわいい。


エプロンの紐が、
リボン結びなとことか、
鼻唄交じりに玉葱を切ってるとことか。



……やばい。


いつも以上にかわいい。



「…なに見てるんですか?///
恥ずかしいからやめてくださいよ…」



そう言って、顔を伏せるところも
少し睨むところも全部かわいい。



「和はかわいいね♪」

「…ばか////」




そう言ってハンバーグを
焼き始めた和。


……かーわいい。

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