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甘く、苦く

第38章 お山【どんなときも】session 2

大野side



「しょ、ちゃぁ…」



翔ちゃんの指が抜き挿しされる。


その度、俺はびくんっと揺れる。


そんな俺を見て、おもしろそうに
笑う翔ちゃん。



「ね、気持ちいい?
指、何本入ってる?」



翔ちゃんがぐちゃぐちゃと
掻き回しながら言う。



「さ、しゃんぼんっ…」

「しゃんぼんって笑
かわいいね、さとっさん…」




翔ちゃんは俺にキスした。


短かったけど、とっても
甘くて。



「…っ、ぁあっんっひやぁ…」

「そろそろ、かな。
さとっさん、力抜いてね?」



翔ちゃんが自身をあてがって
腰を前に進めた。



俺は翔ちゃんの体に
しがみついていた。

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