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もしも、僕が告白してたなら…


君は最期に誰を…誰を選んだのかな…





誰よりも優しくて…
そして、誰よりも愛おしくて…残酷、だった。


それで、いいのかと詰め寄った日もあった。


二人寄り添って眠った日もあった。


君と僕の『愛』は違ったけれど…





優しく微笑む君のいた
あの時間が、そして空間が。


泣きたくなるほど
一番大事な時間だったのに。






そんな風に思ってた頃はなにも言えなくて。


時間なんて…いくらでもあるなんて
ありもしない錯覚。


君に好きな人がいても…翔ちゃんがいても…
言えばよかったのかな…君に。


見上げた先のものより…


君は、君は……


今なら言える。


虹より君はずっとキレイだ。







「なんで今頃なんだよ…」


なんだよ。


今だから、言えるんだからさ。


智、其処にいるんだろう…


君のお陰でさ、歌も作れるし
歌えるようになったからさ。