
甘く、苦く
第40章 翔ちゃん happy birthday ♪
相葉side
「翔ちゃん、どっか行こう!」
「…は?」
いや、あのね、翔ちゃんの誕生日、
俺計画性ないからなんも考えてなかったの。
けど、翔ちゃんが隣にいればいっか、って
俺は、思ってた。
翔ちゃんの優しさに甘えてたから、
今日くらい、甘えて欲しいんだ。
「ね、翔ちゃん、どこ行く?」
「んー…そう言われるとねぇんだよな…
……ねぇな笑」
笑、じゃないよーー!
…行きたいところ、行けたらいいところ…
「…水族館とかは?」
「嫌だ」
「動物園は?」
「さみぃ」
翔ちゃん、我儘笑
うーん。
喜びそうなところ、かぁ。
「…寒いし、嫌だけど…雅紀といれたら、
別にどこでもいいけどさ……」
ぽそっと隣で呟く翔ちゃん。
……俺と同じじゃんか。
好きな人といれたら、
別にどこだっていいもんね。
俺は翔ちゃんのクローゼットから
適当に服を引っ張り出した。
「翔ちゃん、行きたいところ、あるんだ!
一緒に行こう?」
「いいけど……」
翔ちゃんは渋々着替え始めた。
さみぃ、って連呼しながら。
「翔ちゃん、どっか行こう!」
「…は?」
いや、あのね、翔ちゃんの誕生日、
俺計画性ないからなんも考えてなかったの。
けど、翔ちゃんが隣にいればいっか、って
俺は、思ってた。
翔ちゃんの優しさに甘えてたから、
今日くらい、甘えて欲しいんだ。
「ね、翔ちゃん、どこ行く?」
「んー…そう言われるとねぇんだよな…
……ねぇな笑」
笑、じゃないよーー!
…行きたいところ、行けたらいいところ…
「…水族館とかは?」
「嫌だ」
「動物園は?」
「さみぃ」
翔ちゃん、我儘笑
うーん。
喜びそうなところ、かぁ。
「…寒いし、嫌だけど…雅紀といれたら、
別にどこでもいいけどさ……」
ぽそっと隣で呟く翔ちゃん。
……俺と同じじゃんか。
好きな人といれたら、
別にどこだっていいもんね。
俺は翔ちゃんのクローゼットから
適当に服を引っ張り出した。
「翔ちゃん、行きたいところ、あるんだ!
一緒に行こう?」
「いいけど……」
翔ちゃんは渋々着替え始めた。
さみぃ、って連呼しながら。
