
甘く、苦く
第40章 翔ちゃん happy birthday ♪
櫻井side
急にどっか行こうって言われてもな…
雅紀のことだから、ノープランなんだろうし…
俺が着替え終わったら、雅紀もちょうど
着替え終わったみたいで。
「雅紀、どこ行くんだ?」
「えー?秘密~」
雅紀は鼻唄交じりに車を運転する。
…雅紀が行くところ?
うーん。
悩むな。
恋人だからって、
全部を知ってる訳じゃなくて。
けど、雅紀の行くところは
大抵わかっている。
…コンビニ、とか?笑
いや、さすがにないか。
「翔ちゃんが百面相してる…」
雅紀がぽそっと呟いた。
いやいや、してないわ!
俺は雅紀にもう一回、
どこ行くの?って聞いた。
「…笑わない?
…遊園地、かな」
……アトラクション系、
無理なんですけど。
「翔ちゃん、嫌だった?」
「や、でも…雅紀が楽しめないかも
知れないけど……俺は、いいよ?俺はね?」
雅紀が「ありがとう」って
優しく微笑む。
や、なんか、照れるな……
ありがとうって言われると
なんか、なんかね?
嬉しいし、照れるんだよね。
ほら雅紀ってさ、かわいいじゃん?
余計にかわいくってさ。
鼻唄とか?
なんか俺、雅紀のことが
好きすぎて危ない奴になってる気が…笑
俺がそんなこと考えてたら、
遊園地に着いた。
急にどっか行こうって言われてもな…
雅紀のことだから、ノープランなんだろうし…
俺が着替え終わったら、雅紀もちょうど
着替え終わったみたいで。
「雅紀、どこ行くんだ?」
「えー?秘密~」
雅紀は鼻唄交じりに車を運転する。
…雅紀が行くところ?
うーん。
悩むな。
恋人だからって、
全部を知ってる訳じゃなくて。
けど、雅紀の行くところは
大抵わかっている。
…コンビニ、とか?笑
いや、さすがにないか。
「翔ちゃんが百面相してる…」
雅紀がぽそっと呟いた。
いやいや、してないわ!
俺は雅紀にもう一回、
どこ行くの?って聞いた。
「…笑わない?
…遊園地、かな」
……アトラクション系、
無理なんですけど。
「翔ちゃん、嫌だった?」
「や、でも…雅紀が楽しめないかも
知れないけど……俺は、いいよ?俺はね?」
雅紀が「ありがとう」って
優しく微笑む。
や、なんか、照れるな……
ありがとうって言われると
なんか、なんかね?
嬉しいし、照れるんだよね。
ほら雅紀ってさ、かわいいじゃん?
余計にかわいくってさ。
鼻唄とか?
なんか俺、雅紀のことが
好きすぎて危ない奴になってる気が…笑
俺がそんなこと考えてたら、
遊園地に着いた。
