
甘く、苦く
第40章 翔ちゃん happy birthday ♪
相葉side
「雅紀っ」
手に柔らかい感触がして、
振り返ってみると、そこには翔ちゃん。
はぁはぁ息を切らして
俺を睨む。
「ばかっ!
離すなっつっただろ!?
あー!もう、どんだけ心配したと思ってんだよ!」
翔ちゃんが俺の頭を
ぽこっと叩いた。
痛くはなかった。
だって、翔ちゃんは優しいから。
「っ、翔ちゃーん、ごめんねぇ…
誕生日なのに、一人にしてごめんっ…」
俺は翔ちゃんに抱き締められながら
人目も気にしないで泣いた。
翔ちゃんはそんな俺を
優しく見つめて頭を撫でてくれた。
「…帰るか」
「…そーだね。
もう日が沈んじゃうね」
俺は翔ちゃんの手を離さないように
力強く握った。
翔ちゃんも強く、握り返してくれた。
「雅紀…今日は、ホテル行こ?」
「え?ホテルって、どこの?」
この近くにホテルなんてあったかな…
温泉、温泉…
俺がカーナビを操作してたら、
翔ちゃんは「そーじゃなくて…」って
カーナビを操作していた俺の手を握った。
「ラブホ、行こ?」
「へ!?ら、らびゅほ!?」
「噛むなよ笑」
…ラブホって、ら、ラブホテルのことだよね?
……相葉雅紀、初のラブホです。
「雅紀っ」
手に柔らかい感触がして、
振り返ってみると、そこには翔ちゃん。
はぁはぁ息を切らして
俺を睨む。
「ばかっ!
離すなっつっただろ!?
あー!もう、どんだけ心配したと思ってんだよ!」
翔ちゃんが俺の頭を
ぽこっと叩いた。
痛くはなかった。
だって、翔ちゃんは優しいから。
「っ、翔ちゃーん、ごめんねぇ…
誕生日なのに、一人にしてごめんっ…」
俺は翔ちゃんに抱き締められながら
人目も気にしないで泣いた。
翔ちゃんはそんな俺を
優しく見つめて頭を撫でてくれた。
「…帰るか」
「…そーだね。
もう日が沈んじゃうね」
俺は翔ちゃんの手を離さないように
力強く握った。
翔ちゃんも強く、握り返してくれた。
「雅紀…今日は、ホテル行こ?」
「え?ホテルって、どこの?」
この近くにホテルなんてあったかな…
温泉、温泉…
俺がカーナビを操作してたら、
翔ちゃんは「そーじゃなくて…」って
カーナビを操作していた俺の手を握った。
「ラブホ、行こ?」
「へ!?ら、らびゅほ!?」
「噛むなよ笑」
…ラブホって、ら、ラブホテルのことだよね?
……相葉雅紀、初のラブホです。
