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甘く、苦く

第40章 翔ちゃん happy birthday ♪

櫻井side




イきそうになるのを
ぐっとこらえた。



まだ、イっちゃあ
面白くないだろ?



「雅紀、まだイってないから…」

「あっ、しょぉちゃ…っ」




ぴくぴく動いてる
雅紀自身を軽く握り
腰を動かす。



雅紀の口からは
甘い声が漏れる。



その声は浴室に響く。



「雅紀、最っ高」

「あ、嬉し…あぁんっ」




雅紀の絶頂と俺の絶頂が
どんどん近付いてきた。




雅紀がもうだめって
小さい声で言う。




「一緒にイこ?」

「んぁっ、あ、ああぁぁっ」



俺自身と雅紀自身を
擦り合わせる。



お湯がちゃぷちゃぷと
音を立てる。



雅紀がびくっと動いて
白いものが水面に浮かんだ。



一歩遅れて、俺が出した
白いものが同じ様に浮かんだ。




「…翔ちゃ、逆上せたっぽい…」

「あ、すまん…とりあえず、出るか…」




お湯は少し冷たくなっていた。

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