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「っあ…」




自分の口から出た声に
びっくりした。


慌てて口を押さえたけど、
無意味だった。


先生が阻止した。



「…せんせっ、だめ、も、出ちゃう…っ」

「出していいよ？ほら」



手の動きが速まって
俺はすぐに持ってかれた。



「あっ、あっ、もうだめ…っ」



ぴくんっと自分自身が動き、
先生の手に白濁液を吐き出した。



「和也、たくさん出たね」

「は、恥ずかしいからっ！」



俺の反応を楽しむかのように
櫻井先生は白濁液を弄ぶ。


……なんか、卑猥な光景だ。



俺が櫻井先生の目の前に立って
唇を突き出したら頬をつねられた。



「いひゃい……」

「自分からしてみれば？」




櫻井先生が瞼を閉じて
俺の手を握った。



わ……かっこいい。


俺、こんな人とキスしてるんだ。



恥ずかしさを堪えて、
櫻井先生のソレと自分のソレを
ちゅっと優しく、重ね合わせた。



唇を離すと糸が引いていた。



…なんか、えっろい。