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櫻井side





和也は感度いいと思う。



感じやすいっての？


かわいい。



「ひゃ、あ…っ、せんせぇっ」

「どーした？」

「おくっ、熱いっ…」



変になっちゃうって
ぼろぼろ涙を流す和也。



…ね？かわいいでしょ？



「大丈夫。変になっても」

「ゃっ、だぁ！」



和也から体を離して
優しく抱き締める。



…ほら、大好きな先生の匂い、
だろ？



和也はスンスン匂いを嗅いで
落ち着きを取り戻していった。



「せんせっ、あっ…」



和也を四つん這いにして
指を埋めていく。



和也が苦しそうに顔を歪めたけど
気にせず指を奥に進めた。




「んぁっ…や、やぁぁっ」




ある一点に触れたとき、
和也の体が仰け反った。


…イイトコ、触れちゃった？




「和也、だいじょ――」



和也の頬は赤く染まり、
瞳は潤んでいた。


最高…。



「も、変になっちゃう…
やだ…こんなの、俺じゃない」



泣きながら訴える和也が愛おしくて
思わず力一杯抱き締めていた。