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甘く、苦く

第43章 翔智和雅×潤 【みんなのもの】

櫻井side



潤に飲ませたのは
媚薬入りのビール。



最低なことだってわかってるけど…。


俺たちはどうしても
今すぐ潤が欲しくて。



「暑い、ね?」

「いや…全然暑くないけど…?」



みんなで潤を騙してるのは悪いけど
仕方ない仕方ない。



相葉くんは潤の肩に顔を乗せて
ゴロゴロしてる。


…それだけでも反応してる潤の体。



リーダーにキスされて
潤自身がムクムクしてきてるのは
みーんなわかってる。



けど、潤がねだってくるまで
絶対に触れてあげない。



「しょぉくん…暑いよぉ…」

「潤、おいで」



両手を広げて潤を招く。



…ふわっと香る石鹸のいい匂い。


香水とかじゃなくって。



「ん、んふ…」



潤の舌に俺の舌を絡ませると
ぴちゃぴちゃと淫らな水音がした。



うっすらと瞼を開けてみると
必死に舌を絡ませてくる潤と
ニヤニヤしている他の三人。



…まだまだ序盤だからね?
潤?

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