甘く、苦く
第44章 末ズ【僕の世界、君の世界】
松本side
フリフリの黒いスカートに
真っ白で長いタイツ。
フワフワしてるカチューシャ。
…可愛かったのになぁ。
「…うー」
まだ唸り声をあげているニノ。
…可愛かったのに。
「あっ、コラ!
爪は噛んじゃだめ」
「うー…」
…機嫌の悪い猫かよ。
なんて思ってしまった。
ニノは撮影の合間の休憩時間も
唸り続けていた。
で、無事とは言えないけど
撮影が終わって。
「…最悪だ」
「なんで?
可愛かったじゃんか。」
「どこが!?
女装なんて趣味、
俺には全くないからね!?」
プリプリしちゃって。
…もー。
それが可愛いんだよ。
自分の可愛さに無自覚。
そんなニノも好きなんだけどね?
「…全部黒歴史だよっ」
「可愛かったのにー」
…もう一度見たいなぁ。
………いい考えがある。
近くのド◯キにでも行って
メイド服を買ってこよう。
「ニノ、行きたいところあるから
家に帰る前に寄ってっていい?」
「いいけど…」
まだプリプリしてるニノ。
…ふふふ、
今日はたっぷり乱れてもらおう。
フリフリの黒いスカートに
真っ白で長いタイツ。
フワフワしてるカチューシャ。
…可愛かったのになぁ。
「…うー」
まだ唸り声をあげているニノ。
…可愛かったのに。
「あっ、コラ!
爪は噛んじゃだめ」
「うー…」
…機嫌の悪い猫かよ。
なんて思ってしまった。
ニノは撮影の合間の休憩時間も
唸り続けていた。
で、無事とは言えないけど
撮影が終わって。
「…最悪だ」
「なんで?
可愛かったじゃんか。」
「どこが!?
女装なんて趣味、
俺には全くないからね!?」
プリプリしちゃって。
…もー。
それが可愛いんだよ。
自分の可愛さに無自覚。
そんなニノも好きなんだけどね?
「…全部黒歴史だよっ」
「可愛かったのにー」
…もう一度見たいなぁ。
………いい考えがある。
近くのド◯キにでも行って
メイド服を買ってこよう。
「ニノ、行きたいところあるから
家に帰る前に寄ってっていい?」
「いいけど…」
まだプリプリしてるニノ。
…ふふふ、
今日はたっぷり乱れてもらおう。