甘く、苦く
第44章 末ズ【僕の世界、君の世界】
二宮side
見るからに平静を
装ってる潤くん。
…俺に秘密とか、
有り得ないでしょ?
ゲームを始めるけど、
画面に表示されるのは
gameoverか、timeover。
…全然集中できない。
「…ニノ、着いたよ」
「んー」
カバンを掴んで
さっさと降りる。
潤くんなんて知らないもん。
潤くんなんて……。
俺が横目で潤くんを見たら、
袋の中を見ながらニヤニヤしてた。
「なに買ったの?」
玄関で待ち伏せして
潤くんを問い詰める。
潤くんはモゴモゴしてて
何にも言ってくれない。
「ねぇ、聞いてんの?
なに買ったの?」
「…え、と…怒んない?」
「なに?
怒られるようなもん買ったの?」
俺が冷ややかな目線を送ったら
潤くんが俺に袋の中身を見せた。
「嘘だろ…」
え、なにこのピンクのメイド服。
今日俺が間違えてきたメイド服と
色が少し違う。
…これだけを買いに
行ったの?
ただの変態じゃない?
「ニノがかわいいから…
だからさ、これ着て?」
寝室に連れていかれて
服と一緒になる。
呆然と立ち尽くしていると
潤くんがまだー?って。
…もう、もう………
どうにでもなれ!!!!
見るからに平静を
装ってる潤くん。
…俺に秘密とか、
有り得ないでしょ?
ゲームを始めるけど、
画面に表示されるのは
gameoverか、timeover。
…全然集中できない。
「…ニノ、着いたよ」
「んー」
カバンを掴んで
さっさと降りる。
潤くんなんて知らないもん。
潤くんなんて……。
俺が横目で潤くんを見たら、
袋の中を見ながらニヤニヤしてた。
「なに買ったの?」
玄関で待ち伏せして
潤くんを問い詰める。
潤くんはモゴモゴしてて
何にも言ってくれない。
「ねぇ、聞いてんの?
なに買ったの?」
「…え、と…怒んない?」
「なに?
怒られるようなもん買ったの?」
俺が冷ややかな目線を送ったら
潤くんが俺に袋の中身を見せた。
「嘘だろ…」
え、なにこのピンクのメイド服。
今日俺が間違えてきたメイド服と
色が少し違う。
…これだけを買いに
行ったの?
ただの変態じゃない?
「ニノがかわいいから…
だからさ、これ着て?」
寝室に連れていかれて
服と一緒になる。
呆然と立ち尽くしていると
潤くんがまだー?って。
…もう、もう………
どうにでもなれ!!!!