甘く、苦く
第44章 末ズ【僕の世界、君の世界】
松本side
「…嘘だろ」
俺の目の前には
メイド服のニノが
体育座りしている。
耳まで真っ赤になっている。
足の隙間から覗く瞳が
俺を睨んでいるのがわかる。
「ニノ、顔上げて」
「…いやだっ」
柔らかい頬を膝の上に乗せて
俺とは真逆の方向に顔を向ける。
…だーかーらー、そういう仕草が
かわいいんだってば。
「ニ―「うっさい!」
ニノはスタスタ歩いて
寝室に行っちゃった。
そしたら、ばたんって扉を閉める音と
がちゃって鍵を閉める音がした。
「ニノー?」
「こんな服…捨ててやるっ」
「え!?だめだめっ」
ニノは扉の隙間から
俺の方を見た。
「…脱ぐ」
「ニノ、おいで」
鍵をはずしてもらって
ニノを抱き締める。
ニノの頭のカチューシャが
ちょうど目の前にある。
うん、やっぱりかわいいよ。
「恥ずかしい…」
「全然。かわいいから自信もって。」
ニノは唇を尖らせて
俺を見つめる。
「…うん、かわいい」
「っ…ばか!」
ニノをひょいっと持ち上げて
ベッドに沈める。
「じゅ、潤く――「これからご主人様ね」
ニノのかわいい口を
隙間なく塞いだ。
「…嘘だろ」
俺の目の前には
メイド服のニノが
体育座りしている。
耳まで真っ赤になっている。
足の隙間から覗く瞳が
俺を睨んでいるのがわかる。
「ニノ、顔上げて」
「…いやだっ」
柔らかい頬を膝の上に乗せて
俺とは真逆の方向に顔を向ける。
…だーかーらー、そういう仕草が
かわいいんだってば。
「ニ―「うっさい!」
ニノはスタスタ歩いて
寝室に行っちゃった。
そしたら、ばたんって扉を閉める音と
がちゃって鍵を閉める音がした。
「ニノー?」
「こんな服…捨ててやるっ」
「え!?だめだめっ」
ニノは扉の隙間から
俺の方を見た。
「…脱ぐ」
「ニノ、おいで」
鍵をはずしてもらって
ニノを抱き締める。
ニノの頭のカチューシャが
ちょうど目の前にある。
うん、やっぱりかわいいよ。
「恥ずかしい…」
「全然。かわいいから自信もって。」
ニノは唇を尖らせて
俺を見つめる。
「…うん、かわいい」
「っ…ばか!」
ニノをひょいっと持ち上げて
ベッドに沈める。
「じゅ、潤く――「これからご主人様ね」
ニノのかわいい口を
隙間なく塞いだ。