甘く、苦く
第45章 にのあい【現在進行形】
二宮side
翔ちゃんと相葉さんが
付き合うことになった、らしい……
……なんで?
なんでなんでなんで?
なんで、翔ちゃんなの?
俺だっていいじゃん。
相葉さんの事を一番わかってるのは
俺なのに。
いつだって隣にいたのは
俺でしょ?
『にのは兄弟みたいで
大切だよ。』
ほら、大切って…あ………
"兄弟みたいで"
そっか。
俺は兄弟みたいな存在だから
相葉さんと付き合えないんだ。
きっとそうだ。
「…そっか、おめでとう」
俺は泣きそうになるのを堪えて
大野さんの方にいった。
「おーのさっ…
トイレ、行こ?」
「え、あ、うん…」
大野さんの腕を昨日みたいに
引っ張って来たのはトイレじゃなくて
空いてる楽屋。
俺は大野さんに抱きついた。
「もう、叶わないのかな…」
「にの……」
「諦めたくなかった…」
「うん…」
大野さんは俺を抱き締めながら
優しく頭を撫でてくれた。
相葉さんとの恋は
もう叶わない。
俺、失恋したんだ。
翔ちゃんと相葉さんが
付き合うことになった、らしい……
……なんで?
なんでなんでなんで?
なんで、翔ちゃんなの?
俺だっていいじゃん。
相葉さんの事を一番わかってるのは
俺なのに。
いつだって隣にいたのは
俺でしょ?
『にのは兄弟みたいで
大切だよ。』
ほら、大切って…あ………
"兄弟みたいで"
そっか。
俺は兄弟みたいな存在だから
相葉さんと付き合えないんだ。
きっとそうだ。
「…そっか、おめでとう」
俺は泣きそうになるのを堪えて
大野さんの方にいった。
「おーのさっ…
トイレ、行こ?」
「え、あ、うん…」
大野さんの腕を昨日みたいに
引っ張って来たのはトイレじゃなくて
空いてる楽屋。
俺は大野さんに抱きついた。
「もう、叶わないのかな…」
「にの……」
「諦めたくなかった…」
「うん…」
大野さんは俺を抱き締めながら
優しく頭を撫でてくれた。
相葉さんとの恋は
もう叶わない。
俺、失恋したんだ。