甘く、苦く
第47章 翔潤【Happiness of the from】
櫻井side
いつから潤にこんな
感情を抱いていたのか。
それが恋愛感情になったのは
いつなのか。
それはまったくわからない。
気付いたら、かわいいなあ、とか、
好きだなあ、って思うようになっていた。
これまでの俺だったら
男と女が当たり前だった。
けど、今は同姓婚が認められた世の中。
それなら、俺のこの気持ちは
おかしくない…?
一回、相葉くんとニノに
話してみた。
『全然おかしくない』
そう返ってきたとき、
そうか、俺の気持ちはおかしくないのか。
軽蔑されると思っていた
この気持ちがおかしくないと言われて
少しだけ安心できた。
けれど、それは嵐内のことで。
世間から、一般的に見たら
おかしいのかもしれない。
親だってそうだ。
…そういう俺の思いが
いつも恋愛を邪魔してきた。
「世間が、親が――。」
そういう言い訳をしていた。
だけど、相葉くんとニノに話して、
気が楽になった。
あ、このまま恋愛…片想い、
していてもいいんだ。
潤への想いは、
計り知れない。
いつから潤にこんな
感情を抱いていたのか。
それが恋愛感情になったのは
いつなのか。
それはまったくわからない。
気付いたら、かわいいなあ、とか、
好きだなあ、って思うようになっていた。
これまでの俺だったら
男と女が当たり前だった。
けど、今は同姓婚が認められた世の中。
それなら、俺のこの気持ちは
おかしくない…?
一回、相葉くんとニノに
話してみた。
『全然おかしくない』
そう返ってきたとき、
そうか、俺の気持ちはおかしくないのか。
軽蔑されると思っていた
この気持ちがおかしくないと言われて
少しだけ安心できた。
けれど、それは嵐内のことで。
世間から、一般的に見たら
おかしいのかもしれない。
親だってそうだ。
…そういう俺の思いが
いつも恋愛を邪魔してきた。
「世間が、親が――。」
そういう言い訳をしていた。
だけど、相葉くんとニノに話して、
気が楽になった。
あ、このまま恋愛…片想い、
していてもいいんだ。
潤への想いは、
計り知れない。