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甘く、苦く

第47章 翔潤【Happiness of the from】

松本side





「潤、指いれるよ?
力抜いてね」

「ぅあっ…」



翔さんの指がぐうっと
入ってきた。


こんなところ、
誰も入ったことないから
きゅうきゅう締め付ける。



「潤、力抜けない?」

「やっ、無理ぃ…っ」



翔さんが一旦
指を抜いてくれた。



そしたら、頭を撫でて
優しくキスしてくれた。




「ん、んぅ…」




舌がぐうっと入ってきた。


それで力が抜けた…気がした。



「潤、もっかいいれるね?」

「ん、うん…」



翔さんの指が
また入ってきた。


圧迫感と異物感は変わらないけど
翔さんがキスをしながらだから、
あんまり痛いと感じなかった。



「大分解れてきたね…」

「あ、あぁ…」




翔さんが指を抜いて、
自身に避妊具をつける。



「潤、いくよ?」

「うん…」



翔さんが恋人繋ぎで
俺のナカに入ってきた。



「っく、潤…力抜いて…」

「や、も、無理…っ」



ボロボロと流れてくる涙。


翔さんはその涙を
掬い取ってくれた。

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