
甘く、苦く
第11章 櫻葉【二人だけの秘密 】session 2
相葉side
しょうちゃん、撮影に行っちゃった....
今、楽屋には俺とニノだけ。
「ニノー、暇ぁ...」
「俺は暇じゃないので...」
ぴこぴこと、ゲーム機から音がなっている。
「ニノー、昨日なに食べたぁ?」
「リーダーとカルボナーラ食べに行った」
あ、ちゃんと答えてくれるじゃん。
「ニノー、今週号のジャンプよんだぁ?」
「まだ、途中までしか読んでない...確か、こち亀までしかよんでない」
そうなんだー、俺は殺せんせーまでしかよんでないのに...
「ニノー、今日の朝、なに食べたぁ?」
「セブンのおにぎり、ツナマヨくった。」
セブンのおにぎりって、おいしいよね!
局のすぐ近くにあるし...
「ニノー、なんのゲームしてるの?」
「見てわかんないの?あいばか」
かちんっ......
「ニノー!俺はあいばかじゃなーい!」
俺はニノからゲーム機を奪い取り、机においた。
「ちょっと!邪魔ですよ!ばか!あいばか!」
「だぁかぁらぁ!俺はあいばかじゃない!わっ!!!」
「ちょっ!?」
「雅紀、ニノーただいまー!って!!」
俺の唇になんかあったかいものが.....って!!!
「最悪っ!」
ニノが俺を引き剥がした。
「だから、あいばかなんだよ!マジで不愉快...最悪...消え失せろ!」
そこまで言わなくてもいいじゃんか....
泣きそうになったから、俺は楽屋を飛び出た。
しょうちゃんの声が聞こえたけど、引き返そうとは思わなかった。
「...ぅぅ..っふぇっ....ぅっ、うぇぇぇぇ...」
子供みたいに声をあげて泣いてしまった。
なんでだよ...俺だって悪いかもしれないけどさ...
いくらなんでもひどいよ...
『マジで不愉快...最悪...消え失せろ!』
何回も脳内で繰り返されるニノの言葉は消えなかった。
しょうちゃん、撮影に行っちゃった....
今、楽屋には俺とニノだけ。
「ニノー、暇ぁ...」
「俺は暇じゃないので...」
ぴこぴこと、ゲーム機から音がなっている。
「ニノー、昨日なに食べたぁ?」
「リーダーとカルボナーラ食べに行った」
あ、ちゃんと答えてくれるじゃん。
「ニノー、今週号のジャンプよんだぁ?」
「まだ、途中までしか読んでない...確か、こち亀までしかよんでない」
そうなんだー、俺は殺せんせーまでしかよんでないのに...
「ニノー、今日の朝、なに食べたぁ?」
「セブンのおにぎり、ツナマヨくった。」
セブンのおにぎりって、おいしいよね!
局のすぐ近くにあるし...
「ニノー、なんのゲームしてるの?」
「見てわかんないの?あいばか」
かちんっ......
「ニノー!俺はあいばかじゃなーい!」
俺はニノからゲーム機を奪い取り、机においた。
「ちょっと!邪魔ですよ!ばか!あいばか!」
「だぁかぁらぁ!俺はあいばかじゃない!わっ!!!」
「ちょっ!?」
「雅紀、ニノーただいまー!って!!」
俺の唇になんかあったかいものが.....って!!!
「最悪っ!」
ニノが俺を引き剥がした。
「だから、あいばかなんだよ!マジで不愉快...最悪...消え失せろ!」
そこまで言わなくてもいいじゃんか....
泣きそうになったから、俺は楽屋を飛び出た。
しょうちゃんの声が聞こえたけど、引き返そうとは思わなかった。
「...ぅぅ..っふぇっ....ぅっ、うぇぇぇぇ...」
子供みたいに声をあげて泣いてしまった。
なんでだよ...俺だって悪いかもしれないけどさ...
いくらなんでもひどいよ...
『マジで不愉快...最悪...消え失せろ!』
何回も脳内で繰り返されるニノの言葉は消えなかった。
