甘く、苦く
第48章 モデルズ【反比例・比例】
相葉side
何で俺が怒られなきゃ
いけないの?
俺、なんかした?
絶対潤が悪いでしょ?
なのに。
何で俺ばっかり責められるの?
なんだよ。潤はさ、
「養ってやっただけありがたいと思え。」
とでも思ってるの?
俺は本気で愛してた。
大好きで大好きで。
付き合えて本当に幸せだった。
初めて体を重ねたときは、
痛くて泣いちゃったけど。
潤と過ごした一つ一つが
大切な思い出で。
アルバムなんか必要ないくらい
鮮明に思い出される。
…それなのに。
どうして俺ばっかり責めるの?
どうしたら俺は認められるの?
なんで?どうして?
わかんないのって……。
わかるわけないじゃん。
「もう、終わりにしよっか。」
言葉を言い切った途端、
泣きそうになった。
それをぐっと堪えて
潤の腕から離れた。
それから、潤の方を向いて、
笑顔でこう言った。
「偽りの温もりでも、
嬉しかった。またね。」
……あぁ、笑顔、
引きつってたかもな。
俺は自分から愛しいものを
手放したんだ。
もう、これっきり。
何で俺が怒られなきゃ
いけないの?
俺、なんかした?
絶対潤が悪いでしょ?
なのに。
何で俺ばっかり責められるの?
なんだよ。潤はさ、
「養ってやっただけありがたいと思え。」
とでも思ってるの?
俺は本気で愛してた。
大好きで大好きで。
付き合えて本当に幸せだった。
初めて体を重ねたときは、
痛くて泣いちゃったけど。
潤と過ごした一つ一つが
大切な思い出で。
アルバムなんか必要ないくらい
鮮明に思い出される。
…それなのに。
どうして俺ばっかり責めるの?
どうしたら俺は認められるの?
なんで?どうして?
わかんないのって……。
わかるわけないじゃん。
「もう、終わりにしよっか。」
言葉を言い切った途端、
泣きそうになった。
それをぐっと堪えて
潤の腕から離れた。
それから、潤の方を向いて、
笑顔でこう言った。
「偽りの温もりでも、
嬉しかった。またね。」
……あぁ、笑顔、
引きつってたかもな。
俺は自分から愛しいものを
手放したんだ。
もう、これっきり。