甘く、苦く
第48章 モデルズ【反比例・比例】
相葉side
トイレで一人で泣いていた。
もう、仕事とかどうでもよくなって。
「…相葉さん。いるよね?」
…あ、やっぱりにのはわかってくれた。
メールしたんだ。
『助けて』って。
「にのぉ…」
「あーもう。
ほら、ティッシュ。」
にのは俺の手を引いて
局のロビーまで来た。
「…スタッフさんには遅れるって
言っておいたから。
落ち着いたらでいい。」
「ありがとぉ…」
鼻をずずっと啜りながら
にのからコーヒーを受けとる。
やっぱ、優しいなあって。
一番の理解者なんじゃないかって思うくらい。
具合悪いときも、
いち早く駆け付けてくれる。
素直じゃなくて口には出さないけど
疲れてるときは心配してくれる。
…だから。
俺もにのにできることは
何でもしてあげたいんだ。
トイレで一人で泣いていた。
もう、仕事とかどうでもよくなって。
「…相葉さん。いるよね?」
…あ、やっぱりにのはわかってくれた。
メールしたんだ。
『助けて』って。
「にのぉ…」
「あーもう。
ほら、ティッシュ。」
にのは俺の手を引いて
局のロビーまで来た。
「…スタッフさんには遅れるって
言っておいたから。
落ち着いたらでいい。」
「ありがとぉ…」
鼻をずずっと啜りながら
にのからコーヒーを受けとる。
やっぱ、優しいなあって。
一番の理解者なんじゃないかって思うくらい。
具合悪いときも、
いち早く駆け付けてくれる。
素直じゃなくて口には出さないけど
疲れてるときは心配してくれる。
…だから。
俺もにのにできることは
何でもしてあげたいんだ。