甘く、苦く
第50章 お山【君のためにできること】
大野side
翔ちゃんと一緒にいるだけで
心が温かくなる。
「さとっさん、あーん」
「あーん」
あ、間接キスだ♪とか思いながら
口いっぱい頬張る。
「さとっさん、お行儀悪い。」
「えへ、ごめぇん。」
「可愛いから許す。」
「んふっ」
ご飯を食べ終わると、
これまでの翔ちゃんでは
考えられない行動をする。
ひとつめ、食器を運んでくれる。
ふたつめ、運んだ食器を洗ってくれる。
みっつめ、コーヒーをいれてくれる。
変わったところは
たくさんあるけど、
俺への愛と翔ちゃんへの愛は
全く変わらない。
変わったって言えば、
変わったけど。
これまで以上に愛しくなってる。
自分より大切なものに
なってる気がする。
だって、自分の時間より
翔ちゃんと一緒にいる
時間の方が、遥かに多い。
それくらい…愛し合ってる。
恥ずかしくて、
言葉には出せないけど、
大好きで、愛してるを通り越してる。
翔ちゃんとしたいとか
思ったことないけど、
翔ちゃんは…どう思ってる?
翔ちゃんと一緒にいるだけで
心が温かくなる。
「さとっさん、あーん」
「あーん」
あ、間接キスだ♪とか思いながら
口いっぱい頬張る。
「さとっさん、お行儀悪い。」
「えへ、ごめぇん。」
「可愛いから許す。」
「んふっ」
ご飯を食べ終わると、
これまでの翔ちゃんでは
考えられない行動をする。
ひとつめ、食器を運んでくれる。
ふたつめ、運んだ食器を洗ってくれる。
みっつめ、コーヒーをいれてくれる。
変わったところは
たくさんあるけど、
俺への愛と翔ちゃんへの愛は
全く変わらない。
変わったって言えば、
変わったけど。
これまで以上に愛しくなってる。
自分より大切なものに
なってる気がする。
だって、自分の時間より
翔ちゃんと一緒にいる
時間の方が、遥かに多い。
それくらい…愛し合ってる。
恥ずかしくて、
言葉には出せないけど、
大好きで、愛してるを通り越してる。
翔ちゃんとしたいとか
思ったことないけど、
翔ちゃんは…どう思ってる?