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「っ、…ぁ、」

「声、我慢しなくていいよ。
今日は誰もいないよ？

家族も、兄弟も。」

「…、ゃだ、」






そんな風に、堪えていても、
強がってても、

智くんのテクで、
全部崩れていくから。


「はぁ、あっ、…ぁ、ん、」

「んふふ、可愛い。」


ちゅ…っと音を立てて
唇が離れる。


「ねぇ、腰浮かせて？」


口調は優しいのに、
瞳はどこか、闇を持っている。


「…っんで、「ねぇ、」

「しょーくん。」





言いかけた言葉は、
遮られた。


「まぁーた、相葉と二宮と
どっか行ったでしょ？」

「それが、どーしたって
言うんだよ！」



胸の先端を指の腹で
押し潰されながら、


「だから、ダメっつったじゃん。
なんでわかんないのかなぁ…」

「な、にがっ…」


俺より背が低いくせに、
俺より頭悪いくせに…。

…俺より、弱いくせに。


「…この前も言ったじゃん。
学習能力ないなぁ。



…でも、いいよね。

しょーくんは酷くされる方が
好きだもんね？」

「っ、…やめ、」




抵抗なんてしても、


…期待、してるんだ。