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「もうっ！とにかく！
今はしないでよっ…」

「へいへーい。」

「バカっ」


べっと舌を出す相葉くんの
鼻を摘まんでやった。


「いひゃっ、やめろっ」


ジタバタと暴れる相葉くんの
体を押さえつけて、
頬にキスを落とす。


「…バカ。」

「バカで結構ですよ～」


俺もべっと舌を出した。

そしたら、相葉くんが
ケラケラ笑い始めて。



…半年前と変わらない、
この穏やかな空気。

相葉くんとだからなんだろうな。


「…ふぅ。」

「翔ちゃん…ちゅー」


んって唇を突き出してきて
目を瞑って待ってる相葉くん。

こんな可愛いことされたら
ニヤニヤが止まらなくて。


ニヤついたまま、
相葉くんにキスをした。


「んぅ、」

ちゅっちゅっと角度を変えて
何度もキスすれば、
顔が蕩けてくるんだ。


「ふぁ、ん、」


相葉くんの蕩けた顔が
大好きで。

もうじっと
眺めてたいくらいだ。


「…もう、あんまり見ないでよ
恥ずかしいなぁ」

「ふふ、相葉くんは、ほんっとに
可愛いなぁ…」


そうやってちょっとからかえば、


「ばっ、バカ！！」

って顔を赤くするから。


…本当、可愛いんだから。