
これってSなんですか?
第6章 縛りたい
「これ取ってぇ…
服…汚れちゃうょぉ…
普通にしてぇ」
ショウ君がゆっくり焦らすから
私はもう自分で動きたいけど
手足が自由にならなくてもどかしい
「ダメだってば
アイは今日はなんでも聞く日なんだよ?」
いつからそんな話になったんだ
とはいえ手足が縛られてはなにもできない
「やぁ
もう逝きたいょぉ」
自由にならないから普段なら口に出さない言葉が出てくる
「…どうしたら逝けるの?」
ショウ君は意地悪を続ける
あの意地悪な微笑みで私を見てる
「ちゃんと言わないとわからないよ?」
どんどん動きが悪くなる
「やだぁ意地悪しないでぇ
逝かせてぇっ
もっといっぱい動いてぇ」
自由になるのは頭だけだ
ブンブン頭をふる
もう焦らされておかしくなっちゃう
「動くってこう?」
ショウ君がやっと腰を動かしてくれる
けど…わざといいところに当たらないようにしてるみたい
「あっやっ違っ
もっとぉ
いつもみたいにぃ
グチュグチュってぇ
かき混ぜてぇ」
どう言ったら伝わるかわからない
うまく口も回らない
「アイったら
やればできるこだね
すごくエッチなおねだりで僕も我慢限界だよ」
やっといいところにショウ君が当たって私は逝く
けど…今日は意識が飛ばない
代わりに何度も何度も逝きそうで怖い
でも…気持ちいい
