
これってSなんですか?
第6章 縛りたい
「あぁぁ
変だよっ
おかしくなってるよっ」
この前よりゲージ上がってるよ…
100、200?
ううん…もう300越えたかも
どこまで上がるんだろう…
「どうおかしいの?
痛い?」
ショウ君は私の顔を両手で包んで優しくキスしてくれる
「怖いの…
どんどん上がってるの」
自分でも言ってる意味がわからない
「キリマンジャロ見える?」
ショウ君はまた意地悪な笑顔で聞く
「わかんないょぉ…
気持ちいいが止まらないの」
それを聞いたショウ君はふわって笑って
「いっぱい気持ちよくなって」
ってまたさっきと違うところを攻める
「あっやっ
それダメっ」
ショウ君は私のポイントをいくつ発見したんだろう…
「ダメじゃないでしょう?
いいんでしょう?
ちゃんと逝く時には言ってね?」
え!?
そんなのわかんないょぉ
「てか外してぇ」
動けなくて苦しい
「ダ〜メ」
意地悪なこと言われて…でもキュンてしちゃう
「アイ…すごく締まってる
意地悪されると感じるの?」
そんなこと言われて…またキュンとする
私…おかしくなってるよ
「うわ…
ぎゅうぎゅうしてる…
アイったら…Mなんだ」
また意地悪言われる
「違っ」
否定したいっ
これは!
「いっぱいイジメてあげる」
ってショウ君が笑顔で言うから
またキュンってしちゃう
もっとキスしてほしい
もっと好きって言ってほしい
どんどん欲張りになる
