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僕達の日常

第2章 ~出会いから友達へ~

「ひったくりかな?」

振り向いた先には、1人の女性が2人の男性を追いかけている。

片方の男性の手には、女性モノのバッグ持たれていた。

「白昼堂々、よくやるなー」

そう言いながら、僕に鞄を渡そうとする夏樹君。

「秋葉、わりぃけど少しだけ鞄持っててほしい」

「うん、良いけど…。」

僕は、夏樹君から鞄を受け取る。

「春香
私の鞄と竹刀の風呂敷を頼む」

「わかった」

春香さんも、冬美さんから鞄と竹刀を包んでいた風呂敷を受け取る。

夏樹君と冬美さんは前へ数歩進む。

「もしかして、ひったくり犯の2人を止めるの?」

「うん
でも心配しないで
たまに、あることだから」

春香さんに聞くと、頷きながらそう答えた。

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