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僕達の日常

第2章 ~出会いから友達へ~

「どけー!!」

「邪魔だー!!」

夏樹君達と、ひったくり犯2人の距離が近づいてくる。

「おい、そのバッグを持ち主に返せよ!!」

「そんなことしても、そのうち警察にお縄を頂戴して縛にされるだけだぞ」

だけど、ひったくり犯2人の動きは止まらない。

「うるせえ!!」

「関係ねえ、ガキは引っ込んでろよ!!」

片方の男性が、夏樹君に殴りかかる。

「はッ!」

しかし、夏樹君は男子の拳を捌く。

「せいあッ!!」

「ぐあッ」

夏樹君の上段回し蹴りを、頭に食らった男性はその場で倒れた。

「野郎ッ!!」

「どこを見ているんだ?」

「えっ、ぐはッ…。」

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