無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

まぁ、ほとんど僕が迎えに来てもらう形で、僕の方が早いパターンは少ない。

それと、転校初日の帰宅後にお母さんに夏樹君達のことを話したら、心の底から安心して喜んでくれた。

２週分の土日に、４人それぞれの家で遊んだりして充実も味わった。

◇電車の中◇

「ふあ～……眠たい…。」

電車に乗って数駅が過ぎた頃、寝不足なのか睡魔に襲われる。

「秋葉君、何時間くらい寝たの？」

春香さんに睡眠時間を聞かれた。

「４時間だよ」

そう答えると、夏樹君と冬美さんが驚く。

「４時間！？」

「何か少なくないか？」

「いやぁ～、いつも見てる深夜アニメが１時間スペシャルで、原作でも１番好きなストーリーだったからつい～」