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僕達の日常

第5章 ~無期停学の逆恨みと動き出す不穏~

「先輩方、あと9人っすよ
これ以上、無意味な争いしたくないんすけど」

「チッ」

「ナメやがって!!」

このまま戦えば、夏樹君の勝利は…あっ!!

「ッ…。」

夏樹君の後方に倒れている、1人の先輩が金属バットを持ちながらそっと立ち上がる。

「はあッ、やあッ!!」

「ぐえッ…。」

「ぐおッ…。」

他の2人の先輩達を倒した夏樹君は、後ろから迫ってる1人の先輩に気づいていない。

その先輩は、金属バットを振り上げる。

「夏樹君、危ない!!」

「ッ!?」

僕は、夏樹君に向かって全力で駆け出す。

「くたばれやああアアアッ!!」

1人の先輩が、夏樹君にめがけて金属バットを全力で振り下ろす。

夏樹君は、避けようとするけど多分だけど間に合わない。

「うぐッ…。」

-夏樹視点-

「秋葉ッ!!」

秋葉は、1人の先輩の金属バットから俺をかばって、頭に思いっ切り食らって倒れる。

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