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「ううん、夏樹君は悪くないよ…。
それで、僕が倒れたあとどうなったの…？」

「秋葉が倒れたあとは…。」

俺は、秋葉にあのあとのことを全部話した。

金属バットで殴った先輩を殴り倒したこと、警官達が来て全員逮捕で学校側から退学通告されたこと。

俺は正当防衛でお咎めなしになったこと、さっきまで安室先生が来ていたことを全部。

「そっか…。
体調が良くなったら、安室先生に病院の電話でお礼を言おっと…。」

それから、少しして看護師を連れて秋葉のお母さんが戻って来た。

俺は、秋葉と秋葉のお母さんに挨拶をして、病院を出て家に帰った。

－翌日－

◇道中◇

－夏樹視点－

「そっか、でも秋葉君が無事に目を覚まして良かったよ…。」

「本当だ…。」

翌日、俺は昨日のことを冬美と春香に全部話した。

２人は、最初かなり心配していたけど秋葉が、無事に目を覚ましたことにすぐに安心してくれた。