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僕達の日常

第5章 ~無期停学の逆恨みと動き出す不穏~

「うん、良いよ
秋葉君には、この前の助けてもらったお礼をしてないし」

よし、BL同人誌の方はこれで心配しなくて大丈夫。

それから、いろいろ雑談したあとに夏樹君達は、家に帰るのに病室を出て行った。

-2日後の夜-

◇大阪刑務所◇

-???視点-

「よし…。」

俺は、刑務所内の塀をよじ登って外へ飛び降りる。

◇刑務所前付近◇

-???視点-

「わりぃ、待たせたか」

俺は、今回の脱獄に協力してくれた仲間達のそばに近づいた。

「いや、気にするなよ」

「まあいい、早く乗れよ」

「あぁ」

俺は、仲間の1人の車に乗って刑務所前付近から離れた。

◇車道◇

-???視点-

「とりあえず一旦、俺の家に身を隠すぞ」

「あぁ、頼む」

俺は、脱獄するにあたって前々から2人の仲間と、手紙のやりとりをして準備していた。

手紙の内容は、看守も読むため俺達にしかわからない、暗号を入れつつ普通の文章を綴った手紙を送り合った。

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