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Tell the Tale

第1章 red × orange



居酒屋に着くと、10人掛けぐらいのテーブルがひとつ置かれた個室に案内された。

俺は例によって最後に席に着く。

隣の席には丸が座っており、にやにやしながらこっちを見上げている。気持ち悪い。

橙「ちょお、ひどいわ〜。気持ち悪いとか言わんで〜?」

心の声が口に出ていたようだ。

緑「あっはっはっは!丸、俺から見ても気持ち悪いで!」

俺の向かいの席で大倉が大笑いする。口でか。



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