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Tell the Tale

第2章 red × green



紫「そろそろ、おあいそしよかー」

その声を皮切りに、皆が同意して帰り支度を始め、ぞろぞろと店を出た。

そして、タクシーに乗ろうとしたところ、

緑「すばるくん、一緒乗ろうや!ええやろ?な?な?」

抵抗する間も無く、強引にタクシーに押し込められる。
俺の後に大倉が乗り込み、ドアを閉め、

緑「○○○までお願いします〜」

────


タクシーが出発すると、大倉がにやにやしながら俺の顔を覗き込んでくる。


赤「な、何や、何か付いとんのか」


緑「すばるくん、さっき丸ちゃんとエッチなことしとったやろ?」

赤「 !!! …なっ、なんのことや…」

緑「とぼけても無駄やで?すばるくんの声、ばっちり聞こえてきて起きてもうてん」


ばれとったんか…、
動揺を隠しきれず、俺は俯いて、大倉の顔を見れなかった。



緑「俺、むらむらしてもうてさ〜、
……すばるくん、ご奉仕してくれへん?」



赤「おまっ、何ちゅうこと言い出すねん、タクシーやぞっ」

俺は顔を上げて反論した。


緑「ほな、さっきのことメンバーにばらすで?」

急に声が低くなる。痛いところを突かれ、俺は返す言葉を思いつけなかった。


赤「そっ、それは……」

緑「な?拒否権あれへんねん。早よ舐めて。」


そう言うと、大倉はベルトを緩め、ギンギンになった肉棒を取り出した。


緑「分かってると思うけど、音出さへんようにな?タクシーなんやから」



そう、ここはタクシーの中だ。
さっきから小声で話していたが、運転手には果たして聞こえていないのだろうか。


そんな事を心配していると、大倉にぐっと頭を掴まれ、口内に大きな肉棒が入り込んできた。
俺は喉奥を突かれ、おえっと小さくえずく。


緑「むらむらしてる言うとるやん。早よ舐めえや。」

大倉は俺にお構いなしに俺の頭を股間に押し付ける。


赤「んぐ…ッ、んん…ッう、」



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