Decalogue
第2章 義兄妹の淫らな関係
優花は口に運ぶ指先を拒むと
「もういいのか?まだ一切れだけしか食べてないだろ?」
「…食欲がないの」
真聖の顔色を窺い
「…また…後で食べるから」
「わかったよ」
残りのサンドイッチを包に戻すと、おしぼりで優花の口を優しく拭った。
優花を抱き上げるとベールを捲くり、ベッドに横たえた。
腕枕に優花を招き、優しく抱きしめると
「仕事で疲れたから少しだけ寝るよ」
「うん」
腕枕をすると優花の額にくちづけて
「おやすみ」
「…おやすみ…なさい」
抱き寄せられ髪を撫でられながら、真聖の胸板に挟まれる。
暫くして真聖の寝息が聞こえてくると、そっと腕を外してベッドから抜け出すとサイドテーブルに置いたままの本を手に猫脚の椅子に座った。
下着の乱れを直してカーディガンのボタンを留めると小説を読み始めた。
無意識に脚を組もうと脚を上げると足枷のせいで酷く足首が痛む。
「もういいのか?まだ一切れだけしか食べてないだろ?」
「…食欲がないの」
真聖の顔色を窺い
「…また…後で食べるから」
「わかったよ」
残りのサンドイッチを包に戻すと、おしぼりで優花の口を優しく拭った。
優花を抱き上げるとベールを捲くり、ベッドに横たえた。
腕枕に優花を招き、優しく抱きしめると
「仕事で疲れたから少しだけ寝るよ」
「うん」
腕枕をすると優花の額にくちづけて
「おやすみ」
「…おやすみ…なさい」
抱き寄せられ髪を撫でられながら、真聖の胸板に挟まれる。
暫くして真聖の寝息が聞こえてくると、そっと腕を外してベッドから抜け出すとサイドテーブルに置いたままの本を手に猫脚の椅子に座った。
下着の乱れを直してカーディガンのボタンを留めると小説を読み始めた。
無意識に脚を組もうと脚を上げると足枷のせいで酷く足首が痛む。