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(仮)執事物語

第5章 Frost Flower〔葛城〕


そしてお嬢様のお耳に息をふっと吹き掛けるのです。敏感なお嬢様は、きっと目を覚まされる筈……。

(…………起きませんね)

困りました。昨夜は『明日早いから』と、ベッドを共にしませんでした。私としては、折角二人きりになれたのですから、たっぷりと可愛がって差し上げたかったのに。

私の我慢は何だったのでしょうか?

ふと、ベッドのサイド・テーブルを見ると、携帯ゲーム機とソフトが……。

成程。昨夜は夜更かしをされたのですね? 私にお預けを喰らわせておいて、お嬢様はゲームで遊んでおられたと。

もう、知りません! お嬢様がお起きにならないのが悪いのですよ?

私は目的を達成出来なかった事に寄って後から生じる、お嬢様のお怒りを覚悟の上で、紫苑お嬢様のお身体に手を伸ばしました。

そしてお嬢様の柔らかなお胸を両手で包み、そっとそれを優しく揉みしだきます。マシュマロみたいな、紫苑お嬢様のお胸。

下着は着けておられず、ナイトウェア一枚を隔ててソフトな感触を掌で楽しみます。さて、どのくらいでお目覚めになるのか、楽しみですね。

私が紫苑お嬢様のお耳を舌先で舐りながら、柔らかい感触を存分に楽しんでいると、ぷっくりとお胸の先端から可愛らしい芽が、発芽致しました。

私がそれを指先で弾き、成長を促しますと、お嬢様の唇から、悩ましい吐息が漏れて来ました。

しかし、まだお嬢様はお目覚めになりません。

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