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フルートゥ

第3章 病みメロン


和「ねぇ、相葉さん 俺に言う事ありませんか?」

突然口を開いたニノ

雅「ニノに言う事なんてないよ」

また目を見ると
次はちゃんと目を合わせてくれた

和「本当にですか?」

雅「うん、、だから手 離して」

手に力を入れてみるとニノの手が離れた

一安心した俺は起き上がろうとした

そしたら 次の瞬間

雅「…ちょっと、ニノ」

もう一度押し倒されてしまった

一体何なんだよニノ

和「嘘だ、、相葉さんは僕に嘘ついてます」

止まった筈の涙がまた流れ出ててきた

雅「嘘なんてついてないよ、どしたのよ本当」

和「じゃあ、コレは何ですか?」

イキナリ俺の袖をまくる

当然 包帯を巻いているから包帯が見えるのだが

更にニノは包帯を取ろうとする

そこまでは流石に俺も我慢の限界だった

雅「やめろ、、やめろよ」

何十年も一緒に居たニノにこれ程まで
怒ったのは初めてだ

だからニノは一瞬驚いたものの
まだ包帯を取ろうとしている




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