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いらっしゃいませ

第9章 言葉より大切なもの

じゅんは、少しビックリした顔をした。

泣きそうな顔になり

「なかまは、カベの向こうにいたのかな。気配と声は 聞こえた。でも。会ったこと、ないな…」

「そうか…」



「暗くなるとね、さむくなるんだ。あったかい毛布をかぶっても さむいんだ」


ちいさい じゅんが もっと


ちいさく みえた。

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