無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『…ハァ…』

シャワーの湯気が立ちこもる電気も付けていないバスルーム。

バスチェアに座る俺の上に跨がるように璃子を座らせ ピンク色の小さな粒を舌で味わうと

『…んっ…』

璃子は俺の頭を抱いて体をビクつかせる。

本当は立ったまま後ろから一気に攻めあげるつもりだった

けれど 胸に抱きしめたその体は本当に小さくて

理性の働かない俺はそのままコイツを抱いたら 壊してしまうんじゃないかって思うほどで

貪るように璃子の体に舌を這わし ぬくもりを感じ 会えなかった時間の隙間を埋めていく

『…京介…』

両手で胸を掬い上げ形を変え 小さな粒を何度も吸い上げる。

『…すげぇ立ってるし…』

『…ヤァ…』

重なった視線 俺の瞳の奥を潤んだ瞳が覗いてくる。

『…キスしてほしいんだろ…』

『…うん…』

『…なら…璃子からしてみ…』

唇が触れる距離まで顔を近づけてやっても まだ恥ずかしがるコイツが堪らなく愛しい

『…ほら…早く…』

ゆっくりと口を開けて吐息を漏らしながら 俺の上唇と下唇の先を交互に璃子の唇が挟む

でも そんな優しいキスが欲しかった訳じゃなかったはず

『…俺にべろちょうだい…』

口を開けて璃子の舌を待ち受けると細い舌先が俺の口内に遠慮がちに侵入してきた。

その舌先を俺は透かさず吸い上げて絡ませ 璃子が待ち望んでいたキスを贈る

頬に添えていた指先を首筋 脇腹とゆっくりと下に這わせて

もうひとつ待ち望んでいたであろう場所にそっと触れると 璃子は腰を引いて体をビクつかせた。

指先に甘い密を纏わせ開かれた蕾にそっと塗ってやると もうそこはコリコリとしていて

『…璃子はエロいな…ホントに…』

俺の首筋に顔を埋めて 小さな喘ぎ声をあげる。

『…指がいい？それともそのまま挿れる？…』

ゴムもないのにわざと聴いて困らせる俺

でも コイツはそれ以上に俺を困らせるんだ

『…そのままが…いい…』

耳元でそれはそれは小さな声で せっかく可愛いこと言ってくれたのに

『…わりぃ…ゴムねぇんだよ…』

『…いいよ…』

『…はっ？…大丈夫なの？…』

俺の方がビビっちゃって

『…欲しいよ…京介…』

俺が強引に誘った癖に 最後は潤んだ瞳で確実に追い込むコイツってすげぇ女

『…外に出すから…』

そう言って俺は璃子の腰を持ち上げた。