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あなたの色に染められて

第29章 HAPPY BIRTHDAY!



『綺麗だよ 璃子…』

最高のプレゼントだった。

俺の一番欲しいモノがこんな愛らしい下着を身に着け 頬を染め羞じらいながら立っている

揺れる瞳を見詰めながら感触を確かめるように太股から腰へゆっくりと両手を這わすと眉間に皺を寄せ堪らない表情を俺に向けてきた。

『…フッ。』

腰のくびれに掌が到達すると指を絡め腰に廻して璃子の手の自由を奪った。

『エロっ…』

レース越しに透けて見えるピンク色の粒に交互にキスを落とすと

『イヤッ…』

腕を捕られ抵抗できない体はビクビクと震えながら身を捩じる。

『邪魔だな。』

胸についた大きなりぼんの先を唇で挟み璃子の顔を覗き込みながらゆっくりと引いていくと白い素肌が顔を覗かせて

『おまえがイヤになるほど可愛がってやるよ。』

『…ンッ。』

唇でレースを剥がしていくと 露になったピンク色の粒がツンと上を向き俺の舌を待ち望んでいた。

『舐めてもいい?』

別に答えを聞きたい訳じゃない。

焦らすように尖らせた舌で輪郭をなぞると吐息を漏らし潤んだ瞳で俺に訴える

『…ん?…どうした?』

きっと璃子は物足りない

さっきまでレース越しに可愛がってやったピンク色の粒は俺の舌を待ち構えるように尖らせていたから。


*****

本当は私が愛すつもりだった。

レース越しに弄られた粒はハッキリと主張して 今か今かと彼の舌を待ち望んでいた。

輪郭に舌を這わせながら私の顔を覗き込み意地悪な瞳を私に向ける。

フゥー

『…アッ…』

彼の唾液で濡れたその場所に息を吹き掛けられると まるで電気が走ったかのように痺れ

『…おっと…まだ 座らせないよ…』

崩れ落ちそうになる膝を彼の脚でしっかりホールドされるとニヤリと微笑んて私の粒に噛み付いた。

『…イッ…んっ…』

漏れてしまった声を咄嗟に唇を噛んで抑えても 彼の舌を待ち望んでいた私の体にはなんの意味もないことで

甘噛みされながら舌でチロチロと愛撫されると 私は立っているのもやっとなほど 体をビクつかせ

『…アァッ…ハァ…』

『こっちも可愛がってあげないとな…』

やっと手を解放されると そのまま後ろから手を廻してショーツ越しに指を這わせた。

『こんなに濡らして』

『…イヤ…』

きっと今日の私は大胆だ。

だって…もっと愛して欲しいって体が疼くから

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